多機能ホール:QSXシステム

Fondation Louis Vuitton - パリ(75)、フランス

フランク・ゲーリーによりデザインされ、風で帆を膨らませた帆船の姿を湛えたガラスの巨大建築は、ブローニュの森とアクリマタシオン庭園の合流地点に位置します。現代美術に捧げられたこの美術館は、11のギャラリーと320席の音楽ホールで構成されています。

この音楽ホールでは、討論会やシンポジウムだけでなく、映画やビデオ系のライブイベントも開催されます。それゆえホールは設定変更可能で、様々なイベントに対応できなければなりません。

SERAPIDのQSXシステムは一列20座席の16列で展開し、各座席の基盤から冷たい空気が放出されるエアコンシステムを搭載しています。このシステムは設定に応じて2種類の床、座席が収納されている際のフローリングと、座席が並べられている時には例えば繊維素材で覆うなどの選択も可能です。このようにホールはシンプルな操作により、複数列の階段状座席(2つの異なる積量)や平らな座席配置に設定したり、あるいは完全に解放された床だけに変更することが可能です。

SERAPIDはまた、舞台上昇用テーブル6台のシステムや、二段構造のプラットフォーム、舞台装置リフトも供給しました。

建築家:Frank Gehry Partners、LLP
舞台装置:DUCKS scéno
建設:VINCI Construction
積分器: Tambè CEMS

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